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はじめに:学校選びが最大の難関
マレーシアへ教育移住を決意して「インターナショナルスクールに通わせたい!」という目標を立てたとき、最初に直面するのが“学校選び”の問題です。
特にクアラルンプール近郊だけでも100校を超えるインター校が存在しており、カリキュラム、学費、立地、宗教的背景、施設の新しさ、そして何より「合うかどうか」で悩むことは間違いありません。
「あの子の友達が通ってるから良さそう」では選びきれないのがインター校選びの難しさです。
我が家も実際に一度学校選びに失敗し、1年も経たずに転校することになりました。この記事では、その経験から得た「学校対応にまつわる大事な視点」について掘り下げてまとめています。
学校選びのポイント①:先生やスタッフの質
1. アドミッションスタッフの対応
最初にコンタクトを取ることになるのは、アドミッション(入学手続きを担当するチーム)のスタッフです。
多くの場合、ホームページのフォームから問い合わせる形になりますが、その際の返信スピードや対応の丁寧さが実は重要なチェックポイントです。
通常は1営業日以内に何らかの返答があります。特に人気校や大規模校でも、土日を除いて早い段階でスムーズに連絡が来るのが一般的です。
逆に、3日経っても返事がない場合や、質問に対して明確な回答を避けるような対応が続く場合は、将来的に何か問題が起きたときの対応も不安です。
また、実際に訪問予約をして学校に足を運んだときの態度も要チェックです。資料を渡されるだけなのか、丁寧に案内してくれるのか、子どもへの配慮があるかなど、小さなサインから学校の方針が見えてきます。
2. 教師・スタッフの入れ替わり
教師やスタッフの離職率が高い学校は、内部に課題を抱えている可能性があります。
我が家が最初に入学した学校では、1学期間で担任が交代し、その後も短期間で複数人が辞めるという事がありました。
学校は見学の際にいい部分を見せてくれるのが当然ですが、教師の定着率というのは見えにくいけれど非常に重要な指標です。
私たちは訪問の際、先生に「何年働いているのか」を質問するようにしています。「5年目」「10年目」といった回答が聞けると、その学校に安心感を持てます。
3. 教師の国籍と語彙力
教育移住の目的が「英語力の向上」である場合、特に幼児~小学生においては「教師の語彙力」が重要です。一部の研究では、非ネイティブの英語教師の語彙量はネイティブ教師の6割ほどとも言われています。
もちろん、マレーシアの先生たちは英語が非常に流暢で発音も問題ないのですが、英語を母語とする先生と比べると「ナチュラルな言い回し」や「微妙なニュアンスの使い方」に違いがあるのも事実です。
我が家ではネイティブの先生にこだわって学校を選びました。ブリティッシュカリキュラムの学校で、担任もUK(イギリス)出身。学年が変わっても引き続きUK出身の先生が担当になるようです。
娘が「often(オフトゥン)」と発音するのを聞いたとき、細かな部分でも「本物に触れているんだな」と実感したエピソードもあります。
4. 番外編:WhatsAppはマストアイテム
日本ではLINEが主流ですが、マレーシアでの生活や学校連絡には「WhatsApp(ワッツアップ)」が不可欠です。学校との個別連絡、欠席連絡、行事のお知らせ、保護者同士の連絡など、多くの場所でWhatsAppで行われます。
特にインター校では、メールよりも速く、LINEよりも使いやすいと感じるほどの普及率です。
学校からも「必ず入れておいてください」と案内があるケースが多いため、事前にインストールして使い方に慣れておくと安心です。
わが家が転校を決めた理由とその教訓
我が家は最初の学校に約1年間通いましたが、最終的に転校を決めました。その最大の理由は「学校側の対応力の弱さ」でした。
担任変更や学習進捗への不満、そして日常の連絡がうまくいかないことが積み重なって、結果的に親子ともに不安を感じてしまったのです。
転校後、現在の学校では先生との距離感や連携も良好で、子どもも毎日笑顔で通学しています。
「最初に失敗してしまったからこそ、次に選ぶ基準が明確になった」そんな体験でした。
まとめ:自分の子どもに合った学校とは?
学校選びに「絶対の正解」はありません。
しかし、少なくとも「対応の早さ」「先生の安定性」「教師の語彙力と国籍」「コミュニケーションツールの確認」といった視点をもって学校と向き合えば、後悔の少ない選択ができるはずです。
実際に通ってみないと分からないことも多いですが、だからこそ事前に見学や体験授業、保護者の評判などをしっかりチェックしておくことが大切です。
少しでもこの記事が、これからマレーシアで教育移住を考えるご家庭の一助になれば幸いです。ご質問や体験談があれば、ぜひコメントやお問い合わせからシェアしてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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